【一発逆転】スコア110をなかなか切れないあなたへ。“ハーフ55切り”って意識してますか?
- Golf Man
- 4月14日
- 読了時間: 5分
【一発逆転】スコア110をなかなか切れないあなたへ。“ハーフ55切り”って意識してますか?
あなたも、こんな悩みを抱えていませんか?
練習場ではそこそこ打てるのに、スコアは110以上ばかり…
コースに出ると、前半だけで心が折れてしまう…
「110切り」が自分にとって夢のように遠く感じる…
そんなあなたに、今回はスコア110を切るための現実的な第一歩をお伝えしたいと思います。これまで多くの方にお話してきた内容でもありますし、私自身も実践してきた方法です。
「110切り」、18ホールで考えていませんか?
まず最初に、スコア110を切るために“考え方”を変えてみましょう。
多くの人が、18ホールすべてを通して110を切ろうと考えがちですが、それって結構ハードルが高いんです。というのも、例えば前半で60以上叩いてしまった場合、後半で一気に巻き返さなければならなくなり、プレッシャーが大きくなってしまいますよね。
そこで提案したいのが、
「まずはハーフで55を切ることを目標にしてみましょう」
ということ。
たとえば、3ラウンド(=6ハーフ)プレーしたとして、そのうち4回ハーフ55を切れたとします。そうすると、どこかのタイミングで110は必ず切れる計算になります。
110切りって、「たまたま1回うまくいけばいい」って話じゃないんです。安定してハーフ55を切れることが、本当の110切りへの近道になります。
ハーフ55切りの内訳、考えたことありますか?
じゃあ、実際にハーフ55を切るにはどうすればいいのでしょうか?
一つの目安として、以下のような構成をおすすめします:
ショット:24回
アプローチ:10回
パター:20回
これで合計54打。ミスが少し出ても、55に収める余裕があります。
これって、完璧なゴルフじゃなくても達成できる数字なんですよね。飛ばしすぎる必要もなければ、パターが全部入らなきゃいけないわけでもありません。
重要なのは、「どうやってこの内訳に近づけていくか?」ということ。あなたの現在のラウンド内容と比較して、どこに改善の余地があるかを探してみてください。
飛距離よりも「安定性」、意識してますか?
「もっと飛ばせるようになりたい!」という気持ち、よくわかります。私もそうでした。
でも、ハーフ55切りに必要なのは、実は飛距離よりも安定性なんです。
たとえば、男性なら「3打で380ヤード進む」ことが目標のひとつになります。これって、ヘッドスピード32〜33m/sくらいで十分達成できます。
ドライバーが150ヤード、セカンドで130、サードで100、これで380ヤードですよね。決して無理な距離ではありません。
女性の場合は、3打で300ヤードを目指すのが現実的。ドライバーで130、セカンドで85、サードで85、というようなイメージです。
「遠くに飛ばす」よりも、「毎回その距離を安定して打てること」が大切だと、私は強く感じています。
OB、多くありませんか?
スコアがなかなか伸びない最大の要因のひとつが、「OBの多さ」だと思います。
OBが出ると、そのホールは3打目からスタートですし、メンタルにもダメージがきます。
だからこそ、まずはOBを打たない戦略を持つことが大切です。
私がよくアドバイスしているのは、
無理してドライバーを振らない
得意なクラブで確実に前へ進める
狭いホールではアイアンスタートもアリ
といった「安全重視のプレースタイル」です。
あなたも、1打の飛距離よりも、トラブルを回避する1打を選ぶことを意識してみてください。
スイングバランス、崩れていませんか?
スイングで悩んでいる方に、私がよくおすすめしているのが「足閉じドリル」です。
これはその名の通り、足を閉じた状態でクラブを振るという練習法。やってみるとすぐにわかりますが、バランスが崩れていると、まったく振れません。
このドリルが効果的なのは、バランス感覚を自然と取り戻せるから。
足を開いているときよりも神経を使うので、普段のスイングでも「自分の軸」や「重心移動」を意識できるようになります。
実際に私もこの練習を取り入れてから、スイングが安定し、OBが激減しました。おすすめですよ。
アプローチとパター、どれだけ練習してますか?
最後に、アプローチとパターです。
正直、ここが一番スコアに直結します。アプローチとパターで10打以上損してる人、意外と多いです。
特に大事なのは、60ヤード以内のアプローチ。
この距離からは、ピンを狙いすぎるのではなく、グリーンセンターに乗せることを意識してください。
さらに、振り幅を3パターンで練習するのが効果的です。
8時〜4時
9時〜3時
L字スイング
これを距離感に合わせて打ち分けられるようにすることで、アプローチの精度が一気に上がります。
そしてパターは、10〜15メートルの2パット練習を徹底的に。
この距離感を安定させられれば、パット数も20以内に収まりやすくなります。
最後に
いかがでしたか?
110切りを目指すあなたへ、私からの提案はひとつ。
「まずはハーフで55切れるかを目標にしてみましょう」
完璧じゃなくていいんです。大きなミスを減らして、バランスの良いプレーを心がければ、結果はついてきます。
スイングも、戦略も、考え方も、少しずつ見直していくことで、あなたのゴルフはきっと変わります。
次のラウンド、今日の練習からでも、ぜひ取り入れてみてくださいね。
動画でも詳しく解説しております。
ぜひ、再生してみてください。
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