目指せ90切り!ワンランク上のアプローチ上達法とは
- Golf Man
- 4月14日
- 読了時間: 4分
ゴルフで「スコア90切り」を目指すなら、ドライバーの飛距離やアイアンの精度以上に重要になるのがアプローチショットの質です。
特にセカンドショットでグリーンを外した場面では、「寄せワン」が取れるかどうかがスコアに直結します。
でも、
「アプローチは苦手…」
「打ってみないと寄るか分からない…」
「大きなミスじゃないのに、なぜかピンに寄らない」
こんな風に感じている方も多いのではないでしょうか?
実はその原因の多くは、“ただ打つだけのアプローチ”になっていることにあるのです。
■ そもそも「寄せるアプローチ」とは?
例えば、こんな経験はありませんか?
うまく打てたけど、ピンから5〜6メートルも離れてしまった
トップやダフリはしなかったけど、狙ったところに落とせなかった
一見「ミスではない」ように見えるアプローチでも、ピンに寄らなければスコアは縮まりません。
つまり、アプローチには2種類あるのです。
打てるアプローチ:ボールにしっかり当たって、見た目にはミスしていないショット
寄せるアプローチ:狙った場所に落とし、計算通りに転がってピンに寄るショット
90を切るためには、後者の「寄せるアプローチ」をしっかり身につける必要があります。
そのためには、ただ打つ技術以上に、「どこに落とすか」「どう転がるか」というイメージ力と戦略的思考が求められるのです。
■ 寄らないアプローチのNGパターン3選
ここからは、寄らないアプローチの“あるあるな失敗例”を3つご紹介します。
いずれも一見うまく打てているように見えるのですが、スコアには繋がりにくい打ち方です。
① インパクト即フィニッシュ
フォロースルーが無く、打った瞬間にクラブが止まってしまう、いわゆる「打ち切れていないアプローチ」。
このパターンは、特にラフや難しいライで上から打ち込む意識が強すぎると起こりがちです。
確かにボールには当たるのですが、スイングの流れが途中で止まってしまうため、距離感が安定しません。
また、ボールの高さやスピンのかかり方もバラつきやすく、狙った落とし所に落とすのが難しくなります。
② フォロースルーが大きすぎる
次にありがちなのが、「丁寧に運ぶ意識が強すぎて、フォローが大きくなってしまうアプローチ」。
これはインパクト後もクラブが加速しすぎてしまい、2度打ちのリスクも高まります。
理想は、トップからフィニッシュまでが左右対称で、インパクト時が最もスピードが出る“再加速点”になるようなスイングです。
これができると、ヒット感が出て距離も方向も安定します。
③ ボールがあった場所を見すぎている
これは「ヘッドアップしすぎる」の逆パターン。
「しっかり見よう」と意識するあまり、打った後もずっとボールがあった場所を見続けてしまう人も多いのです。
ですが、アプローチで大事なのは、打った後に“どこに落ちて、どう転がったか”をしっかり観察すること。
それが積み重なることで、「次はどこに落とせば寄るか」という経験値が高まっていくのです。
■ 「寄せるアプローチ」上達のために意識したいポイント
では、どうすれば「寄せるアプローチ」ができるようになるのか。
ポイントは次の3つです。
1. 落とし所を明確に決める
アドレスに入る前に、「ボールをどこに落とすか」を明確にイメージしましょう。
その地点からどれくらい転がるかも含めて、**“逆算の思考”**を持つことが、寄せる第一歩です。
2. 距離別のアプローチ練習
5ヤード・10ヤード・15ヤードなど、短い距離を細かく打ち分ける練習をしてみましょう。
狙った場所に落とす感覚を養うことで、実戦でも安定したアプローチができるようになります。
3. 状況に応じたクラブ選択
「アプローチ=サンドウェッジ」と決めつけず、ライやピン位置に応じて使い分けるのも大切です。
PWや9番アイアンを使うことで、転がしの精度が高まる場面も多くあります。
■ まとめ:アプローチは“打つ前”が8割!
「寄せるアプローチ」とは、ボールを打つ前の“イメージと準備”がすべて。
ただ打つだけでは、何度やっても“寄ったり寄らなかったり”を繰り返すだけです。
90切りを目指すなら、「どこに落とすか」を常に考えるクセをつけましょう。
そして、自分なりの距離感・落とし所の引き出しを少しずつ増やしていけば、確実に寄せワンが取れる場面が増えていきます。
アプローチを“打つ技術”から“寄せる戦略”に進化させて、90切りを現実にしていきましょう!
動画でも詳しく解説しています!
ご覧になってみてください
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